本来のアトリエが地区の整備計画で取り壊されることになり、国立近代美術館でそのまま再現公開することを条件として、全作品を含むアトリエ全体をフランスに寄贈することがブランクーシの遺言でした。よって、建物だけはもとのアトリエとは違いますが、内部をそのまま再現したということです。ポンピドゥー芸術文化センターの別館として建てられています。できれば木くずや石片などが散乱していれば、もっとアトリエらしいのに・・・。ガラス張りだったので中に入ることはできず、間近で見ることはできませんでした。代表作でもある「空間の鳥」の模型。「鳥=飛ぶこと」はブランクーシが生涯追い求めたテーマだったようです。鳥というより飛翔。
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