2010年4月30日金曜日

ポンピドゥー芸術文化センター

現代芸術が大好きだったポンピドゥー大統領の提唱で1977年に開館したそうです。それにしてもこのデザイン、開館当時は賛否の議論が吹き荒れたそうですが、今では年間500万人が訪れる人気スポットのようです。周りは築数百年という建物ばかりですので、突如この工場のような倉庫のようなデザインは議論が起こるのも納得です。
建物の裏側です。5~6階はパリ3大美術館のひとつ、国立近代美術館があります。今日は、センター内だけで楽しくて、時間がなかったのでまたゆっくり来ます。家から歩いて10~15分ですので、すぐです。
横の広場の池には、ジャン・ティンゲリーとニキ・ド・サンファンの彫刻がありました。

2010年4月29日木曜日

北野武展

カルティエ財団現代美術館に行ってきました。宝飾品ブランド「カルティエ」が設立した、企画展専門の現代美術館です。日本でも紹介されていましたが、3月から6月までは北野武展が開催されています。ここで、個展なんてやっぱり凄いことです!
会場内は写真が撮れないので、入口だけです・・・。北野武(ビートたけし)のいつものギャグを形にしたようなものが沢山ありました。でもギャグっぽくて、アートでどこか科学的なものもあり、非常に楽しいものでした。ベースになっているものは「にっぽん」って感じでした。
最近、かなり歩いてます。
地下鉄でもいいのですが、まだ全然街を知らないので、出来る限り歩いてます。


2010年4月28日水曜日

ルーブル美術館

ルーブル美術館に行きました。よくここにガラスのピラミッドを作ったものだと思います。フランスでも賛否両論あったみたいですが、日本だったらすぐ景観と合わないとかなんとかで、すぐ却下されそうです・・・。でも、斬新な発想だと思いますし、透明感とピラミッドの形が何か神秘的で、ここの歴史とかいろいろ考えさせられるような気がします。それと別世界に入っていくような!
ピラミッドの中からです。
定番ですが「モナリザ」。やはり別格扱いで、全然近づけません・・・。「あっ、モナリザだ!」程度です・・・。
これも有名です、「サモトラケのニケ」。これはすぐ真下からでも見ることができました。かっこいいです!
話には聞いていましたが、やはりルーブル美術館は1日では無理です。30万点の所蔵から1万数千点が展示してありましたが、じっくり見ていったらとてもじゃないけど無理です。時間的にも体力的にも無理だと思います。もう足がパンパンです。年間パスを作って、また来たいと思います。

2010年4月27日火曜日

凱旋門

凱旋門に行ってきました。凱旋門は「世界最大の門を!」とナポレオンの命令で着工しましたが、完成したのはナポレオンの死後19年も経ってからだったそうです。
凱旋門の真下から。かなり細かく彫刻されています。
コンコルド広場。ルイ16世、マリー・アントワネットをはじめ、1343人が処刑された場所です。暗い歴史を感じさせることのない、360度に視界の開けた開放的な空間です。
右に見えるのがエッフェル塔、真ん中の塔はエジプトから贈られたものだそうです。
昨日食べたムール貝。鍋いっぱいありますが、これで一人前。かなり美味しいです。

日本から送った荷物も火山噴火の影響で、かなり遅れています。もう着くようですが。画材も道具もまだ届いていませんので、タイトルにあるような彫刻家らしいことは全くしていません。しばらくは観光になると思います・・・。また、銀行に行くアポが中途半端な時間帯だったりして、ゆっくり美術館にも行けてません。明日あたりルーブル美術館行ってみます。
まだまだ言葉が分からないので、一番身近な楽しみを楽しめてないような気がします。勉強しなければ!

2010年4月26日月曜日

花見

紹介して頂いていた方とその方の友達の日本人、フランス人とパリ郊外の巨大公園で花見をしました。桜のところに移動する途中の写真です。この国はやはりシンメトリー(左右対称)が多い!
菊桜というそうです。ソメイヨシノも綺麗ですが、これはこれでとてもにきれいでした。花見客でいっぱいでした。周りには日本人もかなりいたようです。
一緒に花見をした1人のフランス人の方は、日本でモデルとか俳優をやってたみたいで、映画「のだめカンタービレ」に出演していたようです。
料理人が多かったので、美味しいおつまみばかりでした。
この明るさで夜の9時です。夏はもっと遅くまで明るいそうです。なんか得した気分。
それにしてもこの木の整え方も凄い!

ビストロ

以前パリにいた方から紹介していただいていた方とお会いしました。早速、食事に行ってパリのいろいろなことを教えていただきました。まだ右も左も分かりませんので助かります。
鴨のなんとかという料理です。おいしかったです。
炙りまぐろのなんとかです。これも美味しいです。思っていたより結構安いんです。
夜のパリ市庁舎。

2010年4月24日土曜日

到着後

アパートから徒歩3分程のセーヌ川。
有名なシャンゼリゼ大通り。銀行に口座開設に行ったあと、不動産に行く途中です。この先が凱旋門。脇のベンチに座ったら、鳥の糞の上でした・・・。慌ててティッシュで拭き取りました。
ルーブル美術館。これも銀行に行く途中に立ち寄っただけです。また後日。
早速、スーパーで買い物してみました。レジのところが日本とちょっと違うだけで、あとはほぼ一緒でした。まだまだパリ巡りはできていませんが、今後あちこち散策して行きたいと思います。

出発から到着まで

22日10時30分、予定通り成田空港を発ちました。
約7時間後、クアラルンプール国際空港に到着。乗り継ぎだけですので外には出られませんが、外は34度ぐらいあったようです。空港内もちょっと暑かったです。待ち時間はなんと6時間・・・。
しかし・・・クアラルンプール発パリ行きが遅れて、結局8時間くらい空港にいました。
クアラルンプール国際空港内で、マレーシアっぽいものを食べようとレストランに入りました。
NYONYA LAKSAという麺料理。麺はほぼうどん。左上の赤い野菜が、ミョウガを3倍くらいクセのあるもにして、さらに石鹸で洗ったような味。ん~もういいかな・・・。
価格的にも、あと朝のちょうど良い時間にパリ着だったので、クアラルンプール経由にしたのですが遠すぎる・・・。成田からクアラルンプールまで7時間、待ち時間8時間、さらにパリまで13時間。。。このルートももういいかな・・・。

韓国に到着するとキムチの匂い、日本はたくあんの匂いがすると言いますが、フランスはパンの匂いがしました。なんとなく・・・。写真はアパート前で不動産を待っているときに撮った、向かいの建物。

2010年4月21日水曜日

出発直前

今、成田にいます。いよいよ明日出発です。
今日から通常の運航に戻ったようなので、たぶん明日も大丈夫でしょう!

パリに着いたらアパートはまだネットが繋がっていないので、しばらくはネットカフェかどこかで更新していきたいと思います。すぐにできるか分かりませんが、頑張ります。

では、次の更新はPARISで(^0^)

2010年4月20日火曜日

準備万端

荷物の準備は万端なのですが、まだ飛行機はパリに飛べません・・・。徐々に良い方向には向かっているのですが、全く未定の状態です。
とりあえず明日、成田には行ってみます。日時を変更すると、どの航空会社もGW前ということで4月はほとんどのパリ行き便が満席のようです。もし22日にパリに行けなかったら、4月中の渡仏は厳しいかもしれません・・・。
はぁ~・・・

2010年4月19日月曜日

大分アジア彫刻展

大分アジア彫刻展の2次審査に向けて、作品を送付するため箱を作りました。 作品は木と鉄を使用しており、少々重かったので木枠の箱にしました。

この彫刻展はアジア諸国に住む、50歳未満の人が応募できる展覧会です。 1次審査は、3方向から撮った写真審査で、2次審査からが現物での審査になります。 1次審査を通過したのも嬉しいのですが、やはり5月下旬の2次審査の結果は気になります。

ところで、22日に渡仏する予定ですが火山の影響が気になります・・・。
今日は火山噴火以来はじめて、成田からイタリア・ミラノに向けて飛行機が飛び立ったようです。 この調子でヨーロッパの空路が回復してくれれば良いのですが・・・。

2010年4月16日金曜日

火山噴火

アイスランドの火山が噴火しました。 18日に渡仏する予定だったのに、まさか火山噴火の影響で行けなくなるとは・・・。

18日には通常運航に戻っている可能性もあるのですが、航空会社に問い合わせたところ、運航は未定の状態で昨日、今日と欠航した便の乗客が優先になるようなので、やはり僕の予定通りの渡仏は難しいということでした・・・。 結局、22日に延期になりました。

飛行機が火山灰の舞う空を飛ぶのは、やはり視界的にもエンジン的にもとても危険なようです。
世界各地で5000便以上が欠航になり、空の足は9.11に匹敵する大混乱のようです。

こればっかりは天災ですので仕方ないのですが、タイミングが悪すぎです。モチベーションがガタ落ちです・・・。とにかく22日には通常運航に戻れることを祈るばかりです。

2010年4月13日火曜日

外貨両替

フランスへの出発も間近になってきたので、トラベラーズチェック(T/C)とユーロへの両替をしました。
上の写真で、約15万円近くあります。何か日本の紙幣と比べて重みがないというか・・・。
換算レートは銀行やゆうちょ銀行で毎日変動しますが、ゆうちょ銀行の方がレートが良かったです。

2010年4月10日土曜日

制作中

6月6日(日)から始まる、宮崎国際現代彫刻・空港展の作品を制作しています。
渡仏前ですので、短期集中型で制作中です。
素材は、楠。まずは、チェンソーや鑿(のみ)を使って、荒削りしていきます。

枝の部分を利用することにしました。

制作していて、一番苦痛で好きではない作業は、磨き・・・。
忍耐力との勝負です。磨き終わると、とてもきれいな木目がでてきてホッとするというか、何とも心地よい気分になります。木の香りや鑿でさっくと切った感触もいいものです。だから、木彫やってます。
しかし、木の磨きは楽な方で、石の磨き作業の方が何倍も大変なんです・・・。
完成した作品は、また後日アップします。
《宮崎国際現代彫刻・空港展》
会期:2010年6月6日(日)~6月27日(日)
場所:宮崎空港オアシス広場
  ※:入場無料、数カ国の彫刻家の作品約60点以上が展示されます。


2010年4月5日月曜日

建築彫刻

宮崎県五ヶ瀬町の三ケ所神社本殿の建築彫刻です。(祖父母宅のすぐ近くです)
九州地方では希少な存在であり、全国的に見ても大変貴重であると高い評価を得ているものです。


中国の「史記」にある物語が題材になっているようです。
三ケ所神社隣の浄専寺のしだれ桜。あまりにも有名な桜ですので、この日も数十人のカメラマンでいっぱいでした。
このしだれ桜は、江戸中末期に浄専寺第九代住職が京都祇園から持ち帰ったものだと言われ、樹齢250~300年です。五ヶ瀬町内には、約300本のしだれ桜があります。

京都のような光景です。