2010年7月5日月曜日

ヴェルサイユ宮殿

パリから電車で約30分、ヴェルサイユ宮殿に行ってきました。フランスに来るまではヴェルサイユ宮殿はパリにあると思っていました・・・。

左側の騎馬像が「太陽王」の別名をもつ、ルイ14世です。父ルイ13世の小さな狩猟小屋を雄大壮麗な宮殿に造り替えた張本人です。1661年着工、1710年完成。一流の建築・造園・装飾家が集められ、常に3万人以上の作業員と6000頭の馬が働いていたそうです。
宮殿内の教会。
1919年のヴェルサイユ条約でも有名な「鏡の回廊」。全長73メートル、大型の鏡が17枚使用されています。当時、鏡は極めて高価なものだったそうです。例えようがないほど豪華な回廊ですが、鏡は年月も経っていますし、現代のものほど質は良くありませんでした。

王の寝室。「太陽王」の別名をもつだけあって、宮殿中心部の朝日が入り込んでくる部屋です。
とにかく部屋が多すぎて、何の部屋か分かりません・・・。どの部屋もいっさい妥協を許さない、細部まで徹底した豪華さです。
廊下です。著名な政治家、科学者、文学者などの像が立ち並んでいます。大理石で作られていて、服の模様まで細かく彫刻してありました。すごい完成度でした。

とにかくこの宮殿は凄かったです。贅の極みみたいなものですが、当時の繁栄が伝わってくるものでしたし、非常に優れた技術があったのだと、驚きました。とても300年ほど前のものとは思えません。
他にも庭園などたくさんUPしていきたいと思います。

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