2010年12月16日木曜日

ブルゴーニュ Ⅰ

ソムリエの友達が「滅多にできない、いい経験ができるから!」と、レンタカーでパリから南東に350㎞ほどのブルゴーニュ地方・ボーヌという町近辺に行ってきました。ワインで有名な地方です。

下の写真、十字架があり、奥に見えるのはブドウ畑です。
しかし・・・ただのブドウ畑ではありません。ワイン通でなくとも聞いたことはあるでしょう、赤ワインとしては世界最高峰、最高級ワイン、「ロマネ・コンティ」のブドウ畑です。高いものは1本100万円・・・。広さは約1,8ヘクタールとそんなに広くはないのですが、このブドウ畑から世界最高峰が生まれると考えると凄いですね。
写真全体の畑がロマネ・コンティではありません。一部です。
ワイン用のブドウ畑でも、頭上くらいの高さに実ったブドウを収穫すると思っていたら、かなり丈の低いブドウの木でした。9月頃に収穫するらしく、もちろん実は付いていませんでした。
場所を移動して、次は白ワインの世界最高峰「モンラシェ」の畑。
畑は「特級」などいくつかにランク分けされているらしいですが、隣は特級ですぐ横の畑は格下など、一緒に見えても土壌の性質などが全然違ってくるそうです。しかもブドウの木も5、60年以上も前に植えられたものばかりだそうです・・・。
ブドウを作る段階から勝負に入っているワイン造り、ホント奥が深いです。普段飲んでいる安ワインでも、感謝の心を持って味わいたいと思う体験なのでした・・・。

ちなみにソムリエ2人と僕の3人で行きました。ピンボケしてますが、隣の亮平君は東京・恵比寿にある3つ星レストラン、ジョエル・ロブションの元ソムリエです。

ソムリエ2人は・・・ここは聖地だと言って、僕には理解不能なほどテンションが揚がり、畑の中を駆け回っていました。やはり嬉しいのでしょう。「芸術の世界で例えるなら、ここはモナリザ超えだ」と意味の分からないことも言っていました・・・。
次回に続く・・・。

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