2010年5月26日水曜日

オランジュリー美術館

この美術館の目玉はモネの「睡蓮」です。8点から構成される連作です。4点ずつ2部屋に展示してありました。思っていたより非常に大きくて、本当に池のほとりに立っているようです。
モネは自宅の池に鑑賞用で睡蓮を植えたそうですが、「突然、池の妖精たちが前に現れ、私はパレットを取り上げた。」と語っていたらしいです・・・。
睡蓮はフランス語で「ナンフェア」、「水の精(ニンフ)」の意味もあるそうです。
浮世絵収集をしていたモネ、構図など浮世絵の影響もあったことでしょう。「睡蓮」を展示するために改装された展示室は楕円形で、天窓から優しい自然光が入るようになっています。
「睡蓮」以外にも、ピカソやセザンヌ、マティス、モディリアー二、ローランサン、ドランらの作品100点以上が展示してあります。これらの作品が、ある画商のコレクションだったことは驚きです。
下の作品は誰もが一度は見たことあるのではないでしょうか。よく学校の音楽室などに飾ってあったルノワールの「ピアノに寄る少女たち」です。もちろん本物です。

0 件のコメント:

コメントを投稿