2011年2月4日金曜日

サヴォア邸

パリから電車で約30分、ポワシーにあるサヴォア邸に行きました。
とりあえず今日は、ちょっとだけ展覧会は任せて・・・。
サヴォア邸は、昨年8月に行ったロンシャン礼拝堂と同じく、近代建築の巨匠 ル・コルビュジエの設計です。

サヴォア家の週末用の住宅として1931年に建てられ、20世紀の住宅の最高傑作としてフランスの歴史建造物に認定されています。
デザインは別として、構造自体は現代では特別なものではありませんが、完成は約80年前・・・当時はド肝を抜いたことでしょう。

コルビュジエが提唱した「近代建築の五原則」の全てが、高い完成度で実現されています。建物は壁で支えるものとされていた時代に、柱で支え、室内に光りを取り込む等々・・・それはそれは大きな衝撃を与えたとのことです!
コルビュジエは、「家は何も妨げずにオブジェのように芝生の上に置かれている」と言ったそうです。
さらにコルビュジエの名言、「家は住むための機械である」。深い・・。ラインがとても綺麗で、心地よい気分になりました。
コルビュジエがデザインした椅子です。手前の黒い椅子、角度も変えることができ座り心地はホントに最高です。
欲しいけど・・・数十万円・・買えるわけがない・・・。

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