初めてバレエを観てきました。場所はオペラ・ガルニエ。通称オペラ座で、あの「オペラ座の怪人」の舞台になっているところです。
1875年に完成し、ガルニエは設計者の名前。(この写真は数ヶ月前)

ここからが今回の写真。19時半からの開演にむけて、続々と人が集まってきます。

天井。

自分の座席に入るための扉です。鍵付きで、係の人がいないと入ることができません。

6人掛けの部屋で、座席後ろにはコートを掛ける部屋もありました。

座席からの眺め。座席は舞台に向かって右側です。舞台も見やすく、いい場所でした。それもそのはず、料金的には上から2番目のランク。頑張りました!というか予約するときに、ここしか空いてなかった・・・。


天井画はシャガール作。フランス文化の中心でもあるオペラ座の天井画を、フランス人ではない外国人に依頼するのもまた、フランスが文化に対して柔軟で、器のデカい証拠。まぁ、シャガールは晩年にフランス国籍を取得していますが。

最後だけ写真を撮ることができました。演目は「Caligula」。ローマ帝国時代の内容です。ちょっと予習して行ったからまだいいものの・・・踊りと音楽だけでは内容はさっぱり分かりません。でも、体のしなやかな動き、伸びなどとても綺麗でした。女性のバレリーナみんなが綺麗に見えたのは、僕だけでしょうか・・?!
やっぱり、本物を観るってことは良いことです。
いつもの店で酒を飲んでくだをまいて・・・♪ このフレーズでハッとしたあなた!たまにはこういうものにお金を使うのが賢明なのかも!
でも・・なかなかこういうのは分からないと言う方も多いでしょう。多分、それでいいんです。芸術家や表現者の意図・思いを、1~100まで理解しようとするのは不可能に近い。でも、それでいいんです。何かを感じれば、何かを感じようとすれば。そして、何かを発見できれば!
芸術は堅苦しいものではなく、小説を読むように身近なものなのです。