2010年11月24日水曜日

制作

しばらく放置していた作品にようやく手を付けました。最初とは予定変更です。
中途半端な状態のものがいくつかあります。1つ完成させてから次、というやり方ではなく、いくつかの版画や彫刻をちょっとずつ同時進行させています。飽きがなくてこのやり方もいいかもしれません・・・。
程よいサイズの無垢板もなかなかないので、接着中です。

話は変わって・・・、パリの街にはたくさんのゴミ箱が設置されていますが、便器まで捨ててありました。ベッドのマットや布団まで捨ててあるときもあります。
ゴミ箱は多いのに、灰皿はほとんどありません。タバコはどうするかというと、ポイ捨てです!それが普通です。携帯灰皿の存在さえ知らないと思うほど、ポイ捨てが普通で、文化です。フランスではバーであろうがどこの室内でも喫煙は禁止で、外であればどこで吸ってもOKです。

よって、店の前はタバコの吸い殻でいっぱいですし、店員も自分の店の外に投げ捨てます。歩きタバコ、歩きながらの食事、これらも普通です。女性がタバコを吸う割合も日本より断然高いし、喫煙者自体の割合も高いと思います。

しかも犬の糞も放置・・・足下に注意しながら歩くのは基本です。これだけ綺麗な街並みなのに、なぜそれが普通なのか・・・不思議です。その代わり、街を掃除する清掃員がたくさんいます。小型の車型掃除機で道路や歩道を走り、ジェット噴射の水を撒いて綺麗にしています。
タバコを捨てなくなると、その人達の仕事がなくなるからあえて捨てるという人も多いそうです・・・。不思議の連続です・・・。

そもそも昔ハイヒールが発明されたのも、普通に街に捨てられていた排泄物をなるべく踏まないようにするためと、スカートの裾が汚れないようにするためです。美に対する意識が高そうに見えて、はぁ??と思う所も多いフランスなのでした・・・・。

2 件のコメント:

  1. 便器が新作かと思ってしまった。
    最初の写真と便器のフォルムが同じだよね。

    返信削除
  2. デュシャンの「泉」です!
    さすがに便器は・・・。

    返信削除