2010年11月2日火曜日

モン・サン・ミッシェル

パリから約400㎞、ノルマンディー地方のモン・サン・ミッシェルに行ってきました。今回は友達数人とレンタカーで。でも僕は国際免許を持っていないので、地図を片手にナビ係。ビザがあれば在仏日本大使館で申請すれば、取得できるらしいのですが・・・。遠くから見えてきたときは、感動でした。
「西洋の驚異」と称され、世界遺産にも登録されています。
司教の聖オベールが夢の中で大天使ミカエル(サン・ミッシェル)の、「この地に修道院を建てよ」というお告げを聞き、966年に本格的に建設が始まりました。
現在は潮の満ち引きに関係なく、地続きの道路があります。
昔は満ち引きのスピードがとても速いため、多くの巡礼者が命を落としたそうです。
島の入口から修道院までは、たくさんのお土産屋やレストランが混在してます。
しばらく登っていくと、修道院の入口があります。ここからは入場料を払って入っていきます。
修道院というより砦のようです。実際、百年戦争中は英仏海峡に浮かぶ要塞としての役目も果たし、宗教と政治が絡み合う中で、生きながらえてきた修道院です。
修道院。
一度は訪れてみたかったこのモン・サン・ミッシェル。床、天井、壁などなど見渡す限り石造りで、重厚でとても良いところでした。日本人観光客が相当訪れるらしく、案内板やお店のメニューなども日本語対応です。自然と人間が生み出した神秘的な空間で「人間の驚異」も感じる、いい旅でした。

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