2010年9月10日金曜日

作品

過去の作品をUPします。年代はバラバラです。
これは高校3年のときの作品です。初めて木で作った作品ですので、思い出深いものです。
題名は「静寂の一滴」。素材は、杉、松、アユース。
「雲の対話」。素材は楠。台座は礫岩で、岩盤浴で使われる石です。
「杜」。素材は楠。高さは170㎝程。もらった楠の表面が腐っていたので、ワイヤーブラシなどで表面を荒く削り、自然に朽ちていったものをそのまま生かしてみました。
「Wood nymph」。素材は楠。「森の精」とかいう意味です。
「虚空」。素材は楠。高さ170㎝で、重さは350キロ程。上部は少し空洞にしています。
「春の虚構」。素材は楠と錆びた鉄。幅が160㎝。ここ1年程はこんな感じの作品をシリーズ化して作っていました。丸ノコやチェンソーでいくつもの切り目を入れ、一部にラインを残し、所々に錆びた鉄を埋め込んでいます。
もともとは上空から見た街並みをイメージしていましたが、これは軍艦島もちょっとだけ参考にしました。
大きい作品は設置したときに写真を撮り忘れると、最悪です・・・。設置した作品を眺めながら色々と考えていると、つい忘れてしまった事も何度かあります。もう一度設置するというのはとても重労働ですし、人力では無理なものもあります。これが彫刻の大変なとこですね。

それと日本は木が多いのでよく、「材料は山で木を取ってきたり、切ってきたりするのか」と聞かれますが、ちゃんと買います!

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