2011年7月28日木曜日

うるしのどうぐ

近所だし、ちょくちょく遊びに行く漆工藝家の宮城さんち兼アトリエ。漆工芸って言うとどこか年配を想像してしまうけど、僕の2つ上。今回はそんな漆の道具をちょっとだけ紹介します。

これは彫刻やってる僕にはなかなか見慣れない刃物。ヘラ太刀というそうです。その名の通り漆を塗るヘラなどを作るもの。こんなの普段持ってたら、完全に銃刀法違反です・・・。
こんな風に使ってました。切れ味はもちろん抜群です!
そして漆を塗る刷毛作り。板に挟まれたいる毛を、木の部分だけを削って取り出します。
ちなみに人毛で、髪を染めたりしていない海女さんの髪の毛だそうです。毎日のように海に入るし、質が良いようです。
ちなみ漆に全く無知な僕が一番驚いたこと・・・それは漆を炭で磨くこと!しかも桐の木炭で。密度もあるし、堅い木の炭の方が良さそうな気もしたのですが、桐がいいそうです。値段がバカ高いようだけど。
やっぱりいろんなジャンルに対して、新たな知識を得ることは楽しいですね。しかもモノ作りの現場はどこ行っても楽しい。妙に落ち着くというか、ワクワクするというか、何時間いても飽きない。しかもやる気も出てきます!

1 件のコメント:

  1. よかにゃ〜!よか刃物ば見ると血の騒ぐ!!
    で、漆やってみんと?

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