3月11日、14時46分、東日本大震災。
日本人にとって、忘れてはいけない日です。
3月11日と言えば、僕がちょうど帰国した日でした。
成田空港を電車で出発して、まもなくの激しい揺れ。
その場で運休となり、線路を歩きました。
交通手段が全く無くなり、
とりあえずJR成田駅周辺のホテルを5軒ほど回りました。
しかし、全て満室。
夜になり帰国したばかりだし、歩き疲れてヘトヘト・・・
あまりの空腹で、近くの小さなラーメン屋へ。
そこに置いてあったテレビで、
初めて震災の凄まじさを目の当たりにしました。
東北であんなことが起きていたことをその時知ったのです。
唖然となり、
今夜、自分がどうしたらいいのかも頭が働きません。
とりあえず、タクシー乗り場で数時間待ち、
成田空港に戻りました。
やっとの思いで支給された寝袋をもらい、
自分の場所を確保し、横になりました。
寒さと余震でもちろん眠ることはできません。
お土産として鞄に入れていたお菓子を食べながら、
一夜を過ごしました。
翌日・・・
もう1泊空港で過ごすことを覚悟しましたが、
なんとかキャンセルが出て、福岡まで帰ることができました。
今思えば、あれからもう1年が経ちました。
正直、
僕が被災された方々にできることなんて皆無に等しいです。
でも決してこの日を忘れることなく、
自分にできることを自分なりに、
一生懸命生きていくことが、大切なことなのかもしれません。
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