2012年3月11日日曜日

3.11

3月11日、14時46分、東日本大震災。

日本人にとって、忘れてはいけない日です。

3月11日と言えば、僕がちょうど帰国した日でした。

成田空港を電車で出発して、まもなくの激しい揺れ。
その場で運休となり、線路を歩きました。

交通手段が全く無くなり、
とりあえずJR成田駅周辺のホテルを5軒ほど回りました。
しかし、全て満室。

夜になり帰国したばかりだし、歩き疲れてヘトヘト・・・
あまりの空腹で、近くの小さなラーメン屋へ。

そこに置いてあったテレビで、
初めて震災の凄まじさを目の当たりにしました。

東北であんなことが起きていたことをその時知ったのです。

唖然となり、
今夜、自分がどうしたらいいのかも頭が働きません。

とりあえず、タクシー乗り場で数時間待ち、
成田空港に戻りました。

やっとの思いで支給された寝袋をもらい、
自分の場所を確保し、横になりました。

寒さと余震でもちろん眠ることはできません。

お土産として鞄に入れていたお菓子を食べながら、
一夜を過ごしました。

翌日・・・
もう1泊空港で過ごすことを覚悟しましたが、
なんとかキャンセルが出て、福岡まで帰ることができました。

今思えば、あれからもう1年が経ちました。

正直、
僕が被災された方々にできることなんて皆無に等しいです。

でも決してこの日を忘れることなく、
自分にできることを自分なりに、
一生懸命生きていくことが、大切なことなのかもしれません。

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